2012.11.14 水曜日

家族で代々着回せる 一生ものを

七五三 成人式 卒業式などなど 冠婚葬祭…

まだまだ着物を着る伝統は残っています。

さらに最近は普段のお出かけ用に着物を着たり、

和服との距離は近くなってきているように感じる今日この頃。



今回取材させていただいた

「桜台きもの染色教室」さんでは

生徒さん達が、お孫さん、お母様、ご自身が着るための着物を

オリジナルの図案や配色を用いて制作なさっていました。

作業中にも関わらず、沢山の作品を説明して下さったり

温かく迎えて下さった先生と生徒さん。

家族愛あふれる空間です。

詳しいお教室情報は →こちら







祝先生率いるこちらのお教室は開設されて38年!

その間にハレの衣裳を作ってもらった子どもたちも

立派な大人になるくらい年月を重ねたお教室です。



こちら!

お教室が出来た頃に

先生が娘さんの七五三のために

染めたもの。

とっても深い朱色です。











こちらも別の七五三の時に

しつらえたものです。

鮮やかな翡翠色にかわいらしい

蝶々が飛び交っています。













こちらは長く通われている

生徒さん作の色留袖の

裾の部分にあしらわれた

小花模様です。

指の先ほどの大きさしかない

小さな花がなんと700個以上!

淡い色合わせが

スッキリとした印象の、

一生もの。



こちらは生徒さんが制作中の

成人式を控えたお孫さんのための

振り袖…!

色合わせはとっても華やかだけど

柄の入り方が上品なので

可憐な印象。

金泥で模様の縁取りをしている

最中でした。





縁取りの処理前です。

縁が付いている方が

ぴりっと締まりますね。

















祝先生のお父様も染色家として銀座のお店に作品を納めてきた方で

現在はお姉様が研究所を、祝先生がお教室を引き継いでいます。







今までに蓄積された図案や色見本の数は数えきれない程!

お教室は最近リニューアルされたばかりですが

使い込まれた道具や機材、沢山の資料からは

歴史の重みを感じました。

お教室にはばっちり目標を決めていらっしゃる方や

お試しでいらっしゃる方も大歓迎。









色を置かないところに溶かしたロウを塗る作業のための機材。

机の台には照明がついており、下から透かして下図をなぞってゆきます。





こちらの生徒さんはお母様のお着物を。





工房の一角のデスクの上では染料の調合を行います。

年季の入ったデスクの風合いがすてき。





しっかり着て使い込むこともでき、しかも美しい。



観賞用になってしまわないお着物や帯を制作できる

技術と知識を分けていただけます。

自分の手でつくったものが大切に使われていると喜びもひと塩。

完成した後も楽しいですね。



西武池袋線・大江戸線「練馬駅」、西武池袋線「桜台駅」より

徒歩5、6分。

桜台きもの染色教室の皆さん、ありがとうございました!

geijutsu_staff | Comment(0) | Trackback(0)





トラックバックURL

http://www.geijutsumura.net/staffblog/wp-trackback.php?p=3974